革で刃物を研ぐための革砥です。

通常の砥石と研ぎ方は似ていますが、砥石は異なり、一方向のみにストロークして刃物を研ぎます。
また、刃物を研ぐときに水は使わず、専用のコンパウンド(研ぎ粉)を使用します。

コンベックスエッジを持つナイフに適していますが、もちろんコンベックスエッジナイフに限らず、包丁なども含め刃物全般を研ぐことができます。
※セレーションエッジ(波刃)、カーブエッジ(曲刃)、ノコ刃など特殊な形状の刃には向きません。

〜〜〜〜〜〜〜〜

ナイフ専用ストロップ(革砥)に必要な条件とは?

・レザーの幅は程よく広く、長辺は十分なストロークがあると良い
・机に置いて作業する場合、ナイフを持つ手が机に当たってはならない(つまり高さが必要)
・固形コンパウンドは汚れるため。収納場所に困ることがある。
・使い慣れた形状のほうが作業がしやすい。
・価格は安いほうが良い。
・コンパウンドの種類に対し、ストロップが2面では足りない時代


革面をトリプルにすることで、3色コンパウンドをお持ちのお客様に嬉しい設定に。

これまでのストロップの常識を大きく凌駕するビッグサイズレザーとし、巨大なナイフや斧のストロッピングにも対応。
長大なストロークにより、非常に研ぎやすい仕様。

このサイズを有効活用するため、内部に収納スペースを設けることに。

頑丈な作りにするため、10mmの極厚板を採用。
内部には、バークリバーやBush Craft Inc.のコンパウンド『3本』がちょうど収まる空間を確保。

細長いフタにしたのは、一発で内容物の状況を確認でき、すぐに取り出したいモノにアクセスできるように。
フタを小さくすれば、ゆざぶって中身を出すなどの必要があり、固形コンパウンドは割れの原因になります。


細長いフタのネガティブは『テコの原理』。
ヒンジ部分に大きな負荷がかかりやすく、破損の原因になりやすい。

Bush Craft Inc.は、このネガティブに対抗せず、受け入れることに。
どれだけ頑丈に作っても、木材の強度には限界があり、それを解決するには大きなコストになり価格が高騰します。

そこで、シンプルな設計にし、わざとガタを出し、『壊れやすい箇所がある』とお客様に言わずと認識していただけるように作りました。

これにより、もし壊れてしまっても、簡単に直せる設計になっています。

もし蝶番部分が壊れてしまったら、ホームセンター等で同じようなものが売っておりますので、ねじ回しで交換していただけますと幸いです。


【こだわりポイント】
・レザーのコバ(切断面)を密着させない製法により、隣り合うレザーのコバがストロッピングを邪魔しません。


・大型ナイフや斧のストロッピングにも耐える大きなレザーを配置。

・空間を有効活用する収納機能。



・レザーの質はバークリバー同等。ウッドは松の木を採用。軽量かつ頑丈です。

・Bush Craft Inc.の焼き印ロゴ入り。ブランドがはっきりわかり、コピー品の流通を防ぎます。





<仕様>
牛革レザー
外寸:450x64x62mm
内寸:432x40x40mm
革厚:2mm
重量:570g

カテゴリーから探す

グループから探す