H1の特徴は刃全てがカーブを描くナイフであることです。
ハンティングにおけるスキニングや骨削ぎで効果を発揮します。

こちらのモデルにはFallkniven社が自信をもっておすすめする粉末焼結合金(SGPS)をステンレス系VG2鋼で挟み込んだ3G鋼を採用しており、VG10を採用する無印のH1zとは一線を画す刃持ちの良さと切れ味を発揮してくれます。

刃付けはもちろんコンベックスグラインドエッジ。
刃持ちの良いコンベックスエッジとブレード全体の形状を活かし、撫で切る、掬う、抉るといった動作がしやすく、ハンティングの獲物解体時における頼もしいツールになってくれる1本です。


また、ハンドルはFallknivenの多くのモデルで採用されるサーモラン樹脂製。
硬めのラバーに似た感触で、濡れた状態でも頼もしいグリップ感を得られます。
タングをそのハンドル材で包み込む「ラップドタング」構造はフルタングと同等の強度を持ちつつも、通常のフルタングと比べ直接タングに手が触れることがないので、手汗等に起因する腐食を防ぐことができる実用重視のハンドルとなっています。


こちらの付属シースは実用的なザイテル樹脂シース。
汚れても水で丸洗いでき、通気性もよく、納刃している時は刃に降れている部分も少ない為、ナイフに優しいシースです。
使い込んでボロボロになってしまっても、スペアシースが安価で入手できるのも魅力です。


全長    約210 mm
刃渡り   約100 mm(固定刃)
ブレード厚 約5 mm
タング   フルタング
重さ    約180 g
鋼材    3G(※1)
硬度    62 HRc
ハンドル  サーモラン
シース(鞘)ザイテルシース



(※1)3Gとは
3Gの意味は、刃を作っている鋼鉄(スチール)に含まれる
3つのGからきています。
外側の2つの鋼鉄層がVG2で、中心が粉末冶金鋼のSuper Gold Powder Steel(通常SGPSと呼ばれます)という作りになっている為、VG2-SGPS-VG2のそれぞれの3つのGを取って3Gと呼ばれています。
SGPSが優れたエッジ強度と刃持ちを発揮しつつ、VG2が靱性と耐食性を付与することで素晴らしいパフォーマンスに仕上がっているファルクニーベン独自のブレードです。

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