FALLKNIVEN WM1LCoS

モデル名のWMはWoMenの略。
決して女性専用というわけではなく、全体的に丸みを帯びているそのデザインから名付けられています。

日常使いとして使いやすいサイズ感の汎用シースナイフです。
クセの無い真っすぐな峰に人差し指を添わせれば、切っ先まで繊細に力を伝えられ、様々な細やかな仕事をこなしてくれるナイフだと感じられるはずです。



【ラミネートコバルトスチール(Lam.CoS)】
こちらのモデルのブレードには、日本でも高級包丁などで使用されるコバルトを含有した鋼を、汎用性の高い420J2ステンレスで挟み込んだLam.CoS(ラミネートコバルトスチール)。
Fallkniven社ではProシリーズなどに採用されている鋼材で、同社の基準鋼材VG10と比べ、より硬く、刃持ちが良いとされています。
異なる鋼材を挟むことで単一種の鋼材よりも約20%程、折れ曲がりに対する強度が強くなると言われおり、コンパクトナイフながら強靭な強度を持つナイフに仕上がっています。
刃付けはもちろんコンベックスグラインドエッジ。
刃持ちの良いコンベックスエッジも相まって、どんなシーンでも便利に使えるカッティングツールになってくれる1本です。


【ハンドル】
ハンドルはFallknivenの多くのモデルで採用されるサーモラン樹脂製。
チェッカリングの無いさらりとした手触りのハンドルは、同社の他のモデルの中でも異色の丸みを帯びたデザインで、刃物が持つ攻撃的な印象を和らげているようです。
この丸みが絶妙に手のひらの中でフィットし、細身でありながら握りこみ易いハンドルになっています。

そのハンドルの中を通るタングは殆どシェイプされることなく、フルタングに近い堅牢性を保ったままサーモラン樹脂で包まれるように形成されており、コンシールドタングに類似するこの構造は、鋼材が露出しているフルタングに比べ、腐食や汚れからタングを守ってくれる実用的な構造となっています。
※Fallknivenではこの構造をBroadTangと独自に名付けているようです。


【付属のレザーシース】
こちらの付属シースは高級感のある黒染めのレザーシース。
光沢のある硬めの厚手本革で作られたシースは使い込めば使い込むほどに味が出てきます。
本革ですのでオイルアップ等の定期的なメンテナンスは必要になりますが、よく手入れされ、使い込まれた革シースは他には無い所有感をもたらしてくれることは言うまでもありません。


※紛失してしまったり、破損してしまった場合のスペアレザーシースも別売でございます。






全長    約 175 mm
刃渡り   約 71 mm
ブレード厚 約 3.5 mm
タング   ブロードタング(コンシールドタングに近い)
重さ    約77 g
鋼材    ラミネートコバルトスチール(Lam.CoS)
硬度    60 HRc
ハンドル  サーモラン
シース(鞘)レザー

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