【Forest Scandi】
その名の通り、シンプルなスカンジナビアンエッジ&ヒドゥンタングを持つフォレストナイフです。
コンベックスエッジ&フルタング構造の製品が多いバークリバーモデルの中では珍しい仕様のモデルです。

万能的に使えるユーティリティポイントはクラフトワークやカービング等の細かい作業でとても有効に働く切っ先。
ブレード全体は非常に素直な形状ですので使い手の思うままに力が伝わり、あらゆるナイフワークを容易にしてくれます。

また、このナイフの特徴として、金属以外のボルスターを採用している点も挙げられます。
フルタングと比べると圧倒的に軽いヒドゥンタングや、通常よりも細めのピンズを採用している等、金属パーツを極力抑えることでナイフ全体の軽量化が図られています。


【CPM3V】
ブレードにはセミステンレスのCPM3V鋼が採用されているモデル。CPMを省いて3V(スリーブイ)とも呼称されます。
炭素鋼のような鋭利なエッジの整形と刃持ち、ステンレス鋼の耐腐食性のいい所取りした優秀な鋼材です。

フィンランドのプーッコはほとんどが鋭い切れ味を重視した炭素鋼か、量産に適した比較的安価なステンレスですが、セミステンレスを採用したプーッコは非常に珍しいのではないでしょうか。


【G-10】
ガラス繊維(グラスファイバー)とエポキシ樹脂とを高熱高圧により硬化させた人工素材。
細かい等高線のような紋が特徴的。また、有彩色のG-10は鮮やかさが際立ちます。
他のハンドル用樹脂素材同様、水、汚れ、衝撃に強くナイフや銃のグリップとして採用されることの多い素材です。
なお、同体積の樹脂素材と比べるとやや重くなる傾向にあります。



全長    約 216mm
刃渡り   約 95mm
刃幅    約 mm
ブレード厚 約 3.5mm
重さ    約154g
刃付け   スカンジナビアングラインド(マイクロベベル有)
タング   ヒドゥンタング
ハンドル  G-10
ボルスター キャンバスマイカルタ
鋼材    CPM3V
硬度    59-60HRc
シース   レザー

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