Field Hopperカスタムは商品名にQCSSと記載のある(※1)電動ガンに追加できます。
また、その他の全てのカスタム(ライトチューン除く)との併用が可能です。
QCSS搭載の電動ガン一覧
■【Field Hopperとは?】
「1丁であらゆるフィールドにマッチングできる銃」という意味で当カスタムを「Field Hopper」と名付けました。
(複数のショットバーを渡り歩く大人「BAR Hopper」になぞらえている)
初速調整リングの個数を変更することで、初速を下げたり上げたりできます。
厳密に調整されたスプリングは0.2gの弱ホップで、「0個: 84m/s」からスタートします。
初速調整リングはピストン内部に搭載しますが、お客様が簡単にアクセス可能なQCSSシステムが搭載されているので、簡単な工具だけで容易に設定変更が可能です。
初速調整リングは、超キレ倍速化(DSG)搭載機種で2mmが3個、非搭載機種で3mmが3個内蔵されます。
■「玄人申告」とは?
Arcturus製品などは、商品タイトルにQCSSと書いていなくとも、実際のメカボはQDスプリングタイプということがあります。
この場合、電動ガンの分解と組み立てに知識・経験のあるお客様ならField Hopperも搭載・取扱が可能になります。
「玄人申告」でカートに入れていただくことで、当店も「専用工具をお持ちで、わかってる人・自分でできる人」ということでご指定通りにField Hopperを施工します。
ただし、想定外があったり、「この個体はQDですか?」等の問い合わせ対応やサポート・保証は一切いたしかねますので予めご了承ください。。
ご購入前にご自分でよくお調べになってからご購入ください。
■弾速設定について
FieldHopperを選ぶと、銃本体で選んだ初速よりもFieldHopperの規定値(0.2g 84m/s〜)が優先されます。
特別にご希望がある場合は備考欄にご記入ください。
例:
「銃本体で選んだ初速を最大値にしたFieldHopperにしてほしい」
「銃本体で選んだ初速を中央付近にしたFieldHopperにしてほしい」
DSG非搭載の電動ガンに3mmのリングを入れた場合の初速イメージ
■ 調整できるメリットは?
・インドアフィールドの初速制限に対応
フィールドによっては、レギュレーションにより初速を0.2gで80m/s台まで制限している場合があります。
初速を合せるために銃を買う・レンタルする・減速アダプターを装着するなどの必要がなくなります。
・命中精度をマキシマイズできる
BB弾の重量によって、命中精度に最適なパワーが違っています。
0.2g弾では初速調整リングを0個にし、重量弾ほど個数を増やすと最適な初速と命中精度が得られます。もちろん、お客様のお好みでセッティングしていただいてかまいません。
■ 専用スプリングについて
Field Hopper専用スプリングには、プリコック(※2)の搭載されたカスタムガンでもプリコックの解除が不要はヘタらないスプリング(※3)を採用。
初速調整リングの個数に応じて段階的に均一に初速が変動するようセッティングされていますので、
絶対に他のスプリングに交換しないでください。
■ 初速調整リングの個数について
・DSG(超キレ倍速化)と同時施工の場合
3mm:4個 または 2mm:5個まで(※4)
・非搭載の場合
3mm:3個 または 2mm:4個まで(※5)
■後から追加もできる?
当店でご購入された銃、かつ<QCSS>のみ対象ですが、後から追加も可能です。
修理・メンテナンス 基本工賃の分解組立 基本工賃と同時にご購入いただき、当店までお送りください。
当店にお送りいただく際の送料はお客様にてご負担ください。
当店からのご返送は送料無料となります。
初速調整リングを紛失した場合等は、ばら売り品のご用意もあります。
・
初速調整リング2mm3個入り<Field Hopperカスタム専用パーツ>
・
初速調整リング3mm3個入り<Field Hopperカスタム専用パーツ>
【弾速調整方法】
スプリングを抜くと、ピストン内部が見えるので、ここに専用リングを入れる。
※出荷状態ではリング3枚全て入っています。
内部でリングが横倒しになっていないか、必ず確認してからスプリングを入れる。
リングの枚数を任意の数にしたら、分解時と逆の手順で戻します。
ちなみに、スプリングガイドの溝の向きは縦でも横でも大丈夫です。
--Arcturus M4系 PDWシリーズの場合--

バッテリーを収納するためにバッファーチューブの蓋を開けると奥にQCSSが見えています。
--Arcturus AK12のフォールディングストックの場合--

ストックを折りたたむと、そのままメカボックス後端のQCSSにアクセス可能です。
--スプリングへのアクセス方法 MCXシリーズの場合--
ストック付け根のボルトを緩めるとストックが外せます(6角4mm)
ストック取付基部の20mmレールを2.5mmと4mmで外す。
メカボックス後端が見え、中央に穴の開いたスプリングガイドが露わになる。
マイナスドライバー等を用いて押しながら45度くらいひねると外すことができる。
スプリングガイド後端の形状と、本体側の穴のスリット形状を見ていただくと、どうやってハマっていたのか、なぜ押してひねるのか、すぐにご理解いただけるはずだ。
このスプリングはFieldHopperカスタム専用に調整されているので、絶対に他のスプリングを入れないでください。
--スプリングへのアクセス方法 MCXシリーズの場合 ここまで--
※1:QCSS=クイックチェンジ スプリングシステム。QCSSの記載がないモデルと同時に通常版Field Hopperをご購入の場合、Field Hopperのみ自動キャンセルとなり、返金手数料はお客様負担となります。
※2:プリ=予め コック=ピストンを後退させること。当店のプリコックは高い技術力によりギリギリまでコッキングしたセッティングなので、トリガーONから発射まで電光石火の速さです。
※3:当店のカスタムガンは、プリコックが含まれる場合は全ての電動ガンでヘタらない加工を施したスプリングを採用しています。
※4:DSGが搭載されている銃はピストンの後退量が少ないため、さらに個数を増やすことも可能ですが、それほどの初速は全く不要ですのでおやめください。
※5:DSG非搭載の場合、ピストンの後退量が大きいため規定の個数以上は入れないでください。ピストンクラッシュなど、致命的な故障の原因となります。